石原 |
「A級戦犯」については・・・
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今津 |
1963年以降、政府主催の全国戦没者追悼式の戦没者対象に「A級戦犯」も含まれていますが、今まで、問題視されたことはありません。日本人は罪を犯した人も犯さない人も、死ねば仏になり神になるという考え方でやってきました。
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石原 |
親鸞の「善人なおもて往生す。いわんや悪人をや」ですね。反逆者の明智光秀も、罪人の石川五右衛門も、不敬罪の幸徳秋水も、死後は神仏になりました。しかしこれは日本人にはわかることですが、世界全体の標準的な考え方感じ方において受け入れられることでしょうか。
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今津 |
それは中国と韓国だけですよ。世界で他にそんなことを言っている人はいません。
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石原 |
でも、今回の安倍総理の靖国参拝については、アメリカは「なぜ今、そんなことをするのか」と否定的反応をしました。
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今津 |
それは政治的な問題です。政治的にそういう意味があり、いろいろ悪用されたりする問題であることはわかっています。
そこでこの「靖国の問題」を解決し、できれば中国や韓国の人達にもお参りしていただけるようにすることが私のこれからの重要な政治課題の一つであり、政治家としての私の責任だと思ってやっているのですよ。
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石原 |
それができたら実にスッキリしますね。
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今津 |
私はその解決のために近々靖国の宮司さんと食事をします。前の宮司さんともお会いして「A級戦犯」のことについても話し合っています。靖国神社は神社側の伝統や立場やお考えがありますから、これはどうなるかはわかりませんが。
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石原 |
はあ
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今津 |
天皇陛下が自らお参りくださり、列国のトップの人達が日本に来られた時には靖国にお参りしていただけるようにしなければいけないと思っています。我々がアメリカに行ったらアーリントン墓地にお参りするようにですね。
私は今のままが良いとは思っておりません。それではどうすればすべての人に素直にお参りしてもらえるかを考えるのが、私の政治家としてやるべき仕事の一つだと思っています。
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